ホリエモンが教えてくれたこと

ライブドアショック、面白い展開です。

実態の薄い会社が、自転車操業でお金でお金を生み出す錬金術が行き詰った。
昨今の株価の高騰で、過熱気味だった株式市場に、ガツーンと冷や水を浴びせ、相変わらず派手な行動を見せつけた、ホリエモン。

ライブドア株を持っていた人は、損害が大きくなりそうです。
いや、紙くずになる可能性も有りの展開で、見ている方は楽しいです。

この騒動で思うこと、大きな業績も上げていないのに、雪だるま式に会社が大きくなっていくこと事体、ちょっと考えればおかしいこと。

お金で何でも買えるという風潮を作り上げた象徴が、お金でコケてしまった。

経営とは、商品なり、サービスなり、顧客満足をしていただいて対価を得るという王道が、見直される展開になってもらえればと思う。

個人的には、選挙に出馬して売名行為が鼻について、大嫌いになったホリエモンだが、お金でお金を作り続けると、どうなるかということを教えてくれた。

只の投機野郎の終焉は、寂しいものである。